染めのこだわり

染めのこだわり 染めのこだわり

日本の伝統的な染め技術を駆使した本染から、
最新技術を活かした転写プリントなど、
一枚一枚と向き合い国内トップレベルのクオリティで仕上げます。

染めの種類

  • 本染め
  • 水に染料を溶かして、糸1本1本に染料を染み込ませ、蒸し機を使って加熱して発色・繊維の奥までしっかり染着させることをいいます。
本染め

お店の顔となるにふさわしく、
重厚感、高級感を醸し出したいような場面では本染めをおすすめします。

  • 紹介

    生地の風合いを活かしつつオリジナルデザインをのれんに染抜くことが可能であり、裏抜けも良いのがこの本染めの特徴です。
    使い続けるうちに色褪せ熟れていき、本染め独特の風情のある表情になっていくので、品の良い店先を演出します。

  • 特徴

    色が裏まできれいに見える

    印刷特有のテカリがない、深みのある発色

    機械的ではない、風合いのある線

    自然な色落ちによる味わい深さ

    屋内や日当たりの少ない場所であれば長寿命

  • のり染め
  • 糊を置いた部分が染まらないという性質を利用して、白く残したいところに糊を置いて染めます。
のり染め

神社の奉納幕、大のぼり、横幕、暖簾、日除け幕、
機械では染めることの出来ない大きさの商品などにも利用できます。

  • 紹介

    のり染めは、型紙や版木などをおいて、白く残したいところにのりを置く型染めと、渋紙や木綿布でできた円錐形の筒の先端に口金を付けたものに糊を入れ、搾り出しながら、布地に糊で線を描く筒描きがあります。

  • 特徴

    発色、風合いなどは本染めと同じ

    動きのある線など味のある表現が可能

    厚手や凹凸のある生地を染めることができる

  • 顔料プリント
  • 色の粉を水に溶かず、ボンドのようなバインダーと呼ばれる溶剤に混ぜて色を生地につけます。
顔料プリント

色褪せしにくく発色が良い状態を維持できるので、
屋外に設置するものにも最適です。

  • 紹介

    蒸し・水洗の工程の代わりに熱を当てて色を固着させる処理をすることにより、色が落ちにくくなります。
    こまかな絵37柄でもにじまないので、思い通りの絵や文字をプリントできます。パッと目を引きたい、鮮やかに飾りたい、オリジナル性にこだわりたいときにも役立ちます。

  • 特徴

    裏は柄が見えない

    綿や絹の天然素材やポリエステルのような化学繊維にも染められる

    本染めに比べ低コスト

  • 昇華転写
  • 染料を吹き付けてプリント(家庭用インクジェットプリンターのイメージです)しますので、絵画や写真といった細かで多彩な色使いの再現が可能です。
昇華転写

工程がとても少ないため短納期、低コストででき、
多彩な色でデザインの制限がないことが最大のメリットです。

  • 紹介

    昇華性分散染料インクを専用紙に一旦プリントし、熱で生地に転写する手法(両面可)と、昇華性分散染料インクを前処理済の生地に直接吹き付けて熱処理をし染め上げる手法(片面)があります。

  • 特徴

    耐候性・耐水性に優れている

    色鮮やかで細かいデザインを再現

    両面にすると裏まで鮮やか

    大型のものも染められる

    低コスト