■のれん(暖簾)の役割

のれんの誕生は平安時代末期といわれ、日差し除け、人目除け、塵除け、仕切りが主な役割でした。現代その役割を果たしつつ、広告媒体としての役割が大きくなってきています。

それは、のれんが「お店の顔」として店舗入り口に飾られるアイテムだからにほかなりません。お客様に与えるお店の第一印象とのれんの効果について考えます。

■のれん(暖簾)がお客様に与える印象

初めて訪れた観光地などでお店を選ぶとき、あなたならどうしますか?今ならSNSの情報を頼りにすることも多いでしょう。けれど情報を頼りに訪れた店でも、実際にお店に入るかどうかを決めるとき、店構えをじっくり観察することは多いのではないでしょうか。

  ・おしゃれな外観だな

  ・高級そうだな

  ・リーズナブルな感じだな

  ・女性が喜びそうな店だな etc.

このような印象を決める「お店の顔」にのれんが加わればどうでしょうか?それが、お店全体のコンセプトを反映した、のれんだったなら。

  ・店主のこだわりが感じられるな

  ・いいものがありそうだな

  ・客を大切に扱ってくれそうだな

  ・歴史がある老舗のようだな etc.

お客様の印象をもう一段階アップさせることができます。

また、のれん越しに店内の様子を適度にうかがい知ることができるため、入店へのハードルも下がるでしょう。のれんが出ていれば、お店が営業中であることも分かります。

■AIDMA(アイドマ)の法則とのれん(暖簾)

AIDMA(アイドマ)の法則とは、消費者の購買行動の流れを示したもので、マーケティングの基本となる法則です。この法則によると、消費者が物を購入するときには、次のような流れを無意識に行っているとされます。 

  注意(Attention)→興味(Interest)→欲求(Desire)→記憶(Memory)→購入(Action)

この流れの中で、のれんの役割は注意興味です。

数あるお店の中で、初来店のお客様の目に止まること、注意を引くことがどれだけ重要かはおわかりでしょう。

のぼり旗や看板、外観の宣伝効果に加え、のれんがあることで、さらに通行人の目に止まりやすくなります。また、お店全体のコンセプトが反映されたのれんは、お客様の興味を引き、お店に入ってみたい欲求へとスムーズに導けるのです。

■まとめ

以上、集客や店舗イメージにおいて、のれん(暖簾)の効果が大きいことをお伝えしました。

「お店の顔」では店主様のご意向をおうかがいし、お店のコンセプトに合ったオリジナルのれん制作のご相談を無料でお受けしています。お気軽にご相談ください。

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